生活心理専攻 3年 S・S
受験生のときにオープンキャンパスで感じた温かさが、私のきっかけ
私が実践女子大学に入学した一番の決め手は、オープンキャンパスで感じた「雰囲気の良さ」でした。緑が多くて落ち着くキャンパスや、きれいな図書館にまず惹かれて、そのうえでJ-STAFFの先輩が優しく話しかけてくれたことで、「ここなら安心して通えそう」と自然に思えたんです。あたたかい空気の中で迎えてもらえたオープンキャンパスの体験は、入学の後押しになりました。
そんな私が2年次に「J-STAFFに応募してみよう」と思ったのは、「せっかく4年間あるなら、今まで避けてきたことにも挑戦してみたい」と思うようになったからです。自分自身がオープンキャンパスをきっかけに実践女子大学に出会えたからこそ、今度は私が受験生に寄り添いながら、この大学の良さを伝える側になってみたい。そんな気持ちで、一歩を踏み出しました。
頼り下手なリーダーから、みんなを巻き込む存在へと変わっていった
J-STAFFとして最初の1年は、とにかく「慣れること」で精一杯でした。自分がスタッフとしてどう動けばいいのか、J-STAFFという組織やオープンキャンパス全体を俯瞰して見ることなど、目の前のことをこなすので必死でした。
そんな中で迎えた3年次には、私はさらなる挑戦としてオープンスタッフのリーダースタッフの代表」への立候補です。誰かを引っ張っていく経験も少なく、自分から何かを始めるタイプでもなかったので、不安はかなり大きかったです。「本当に自分にできるのかな」と何度も考えましたが、それ以上に「もっとJ-STAFFを活発な組織にしたい」という気持ちが勝ちました。
実際に代表になってみると、私は人に頼ることがあまり得意ではなく、何でも一人で抱え込んでしまう癖があると痛感しました。その結果、職員の方や他の幹部への情報共有が遅れてしまったり、スタッフ全体を巻き込む動きが作れなかったりしたこともあります。「主体的で活発な雰囲気をつくりたい」と思っているのに、そのために必要な“相談すること”や“任せること”がうまくできない――そのギャップにもどかしさを感じました。
そこからは、あえて自分に「一人で抱え込まない」というルールを課すことにしました。何か課題が出てきた時、「どう進めよう」と一人で考え込むのではなく、「誰に相談すると良い案がもらえそうか」「この役割に合っているのは誰か」と、まず“人”を思い浮かべるようにしました。リーダーなら当たり前の考え方かもしれませんが、私にとっては新しい挑戦でした。
そのときに支えになったのが、職員の方や他のリーダースタッフからの「いつでも相談していいよ」という声かけでした。忙しいはずなのに、「一人で抱えなくて大丈夫」「一緒に考えよう」と言ってもらえたことで、少しずつ頼るハードルが下がっていきました。
オープンキャンパス当日、来場者の方から「明るくて笑顔が多いですね」と言っていただけたときは、すごく嬉しかったです。私が受験生の頃に感じた“実践女子大学らしいあたたかさ”を、今度は私たちが届けられているのかもしれない――そう思えた瞬間でした。
リーダー経験を次の挑戦につなげて、実践女子大学の魅力をもっと届けたい
J-STAFFリーダーとして活動し、さらに統括する役割も経験したことで、私の中で大きく変わったのは「活動に向き合う視点」です。以前は、「自分がいいリーダーになれれば、いいオープンキャンパスになる」と思い込んでいて、どうしても自分のことで頭がいっぱいになりがちでした。
今は、来場者の方や一緒に活動するスタッフの存在を一番に考えるようになりました。スタッフが動きやすい環境を整えること、受験生が安心して話しかけられる雰囲気をつくること。その結果として、自分が理想としていたリーダー像にも自然と近づいていけるのだと感じています。複数回のオープンキャンパスを仲間と支え合いながら乗り越えたことで、「みんなと一緒なら成し遂げられる」という自信もつきました。
この「挑戦した」という感覚は、私にとって大きな財産です。受験生の不安に寄り添いながら、「ここで学びたい」と思ってもらえるきっかけをつくること。そのために、これまでの代表経験や、頼り下手だった自分と向き合ってきた時間も含めて、すべてを次のチャレンジにつなげていきたいです。


Message from 実践人
生活心理専攻 3年 S・S